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Machine Vision Technology Forum 2019に出展。

作成者: JAI|9月 13, 2019

JAIは、ヨーロッパ各地の都市で開催されるMachine Vision Technology Forumnにブース出展し、プレゼンテーションやデモを行います。Machine Vision Technology Forumnでは、画像処理に関する最先端の技術や開発の情報がいち早く得られるだけでなく、貴社のアプリケーションの改善や課題解決に役立つノウハウも得られます。

Machine Vision Technology Forumは、JAIおよびその他のSTEMMER IMAGINGパートナー企業と協力し、STEMMER IMAGING社によって開催されます。JAIは、Machine Vision Technology Forumのゴールドスポンサーです。

日時と場所:
Machine Vision Technology Forumは、世界5つの都市で10月と11月に開催されます。

● 2019年10月8日~9日:ドイツ ウンターシュライスハイム(ミュンヘンの近く)

2019年10月15日:オランダ スヘルトゲンボッシュ

● 2019年10月17日:フランス パリ

● 2019年10月22日:スウェーデン ストックホルム

● 2019年11月13日~14日:イギリス バーミンガム

登録方法:
Machine Vision Technology Forumnには、あらゆる関連業界分野の主要企業が集まります。興味のあるプログラムを活用してマシンビジョンに関する知識や最新動向を得るのはもちろん、情報交流、商談の場としてぜひご活用ください。

ご希望の都市を選択すると、主催者のSTEMMER IMAGINGが開設している特設サイトにアクセスできます。特設サイトでは展示内容やプレゼンテーションの概要などを見たり、事前登録が行えます。

ドイツ ウンターシュライスハイム(2019年10月8日~9日)のお申込み詳細ページはこちら



オランダ スヘルトゲンボッシュ(20191015お申込み詳細ページはこちら


フランス パリ(20191017)のお申込み詳細ページはこちら



スウェーデン ストックホルム(20191022)のお申込み詳細ページはこちら



イギリス バーミンガム(2019年11月13日~14日)のお申込み詳細ページはこちら

JAIブースの見どころは?:
マシンビジョン用途向けにプリズム分光技術を利用した多波長画像処理に関する技術的なプレゼンテーションを行います。ぜひJAIブースにお立ち寄りください。

プレゼンテーションの概要
ハイパースペクトル画像処理は、食品検査や植生状況の調査、環境モニタリング、医薬品検査、医療診断、法医学、薄膜解析などでの利用に大きな可能性を秘めていますが、産業用途ではまだまだ適用範囲が限られています。なぜなら、現在利用可能なハイパースペクトル画像処理技術は処理速度が遅く、低解像度のセンサを使用しているうえに、複雑な画像処理を必要とするため、コストがかかってしまうからです。さらに、ハイパースペクトルの手法からアプリケーションの検討を始めても、必要とされる波長帯域の適切な数が3つか4つだけだったということもよくあります。そのため、現在のハイパースペクトル技術を利用したアプリケーションは、2つ以上の対象物を区別するために関連する帯域を識別する用途で、主に研究室での利用にとどまっています。

多波長画像処理は、産業分野の観点から見ても、今後ますます可能性が広がるアプリケーションであるといえます。その理由は、スペクトル帯域数の削減やカメラの高いライン/フレームレート、システムコストの削減により、データ処理の複雑さを大幅に減らすことができるからです。マルチスペクトル画像処理とハイパースペクトル画像処理は互いに競合するものではなく、適切に組み合わせて利用することで補完的な技術となります。将来的には、ハイパースペクトルカメラで識別された帯域数と特性に関する情報を利用して、高速工業生産分野で利用できるマルチスペクトルカメラを設計することも可能です。JAIは貴社のアプリケーションに新たなソリューションをご提案いたします。


ぜひ下記の技術情報も参考にしていただき、貴社の装置設計にお役立てください。

ホワイトペーパー: 「ラインスキャンのカラー/多波長画像処理におけるプリズム分光式カメラと単板マルチラインカメラの比較」 ホワイトペーパーをダウンロードする

ホワイトペーパー: 「プリズム技術が可能にする優れたカラーイメージング」 ホワイトペーパーをダウンロードする

Tech Guide:カラーイメージング「正しいマシンビジョンカメラの選び方 - 貴社の装置でカラー画像処理の効果を最大化するには?」 Tech Guideをダウンロードする