JAIは、小型産業用カメラのGo-Xシリーズに新製品3モデルを追加しました。新モデルは、CMOSセンサのローリングシャッタ技術が特徴で、定評のあるソニー製STARVISセンサプラットフォームを中心に設計されています。
Go-Xローリングシャッタの新モデルについての詳細は、データシートをご覧ください。
ダウンロード GOX-6409C-PGE
ダウンロード GOX-12409C-PGE
ダウンロード GOX-20409C-PGE
Go-Xローリングシャッタモデルの特徴:
GOX-6409-PGE
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ローリングシャッタモデル:
センサ設計には、よりシンプルでよりコンパクトなピクセル構造が特徴の裏面照射型画素技術が採用され、卓越した感度と量子効率を実現しました。新モデルは、グローバルシャッタとローリングシャッタの利点を組み合わせたグローバルリセット機能を搭載していますので、フラッシュ照明を使用できるアプリケーションでの使用も可能です。新製品のローリングシャッタカメラは、価格設定も魅力的。コスト効率を重視するビジョンシステムにとって、理想的なモデルとなっています。
コンパクトで軽量:
Go-Xシリーズは、要求の厳しい製造工場や倉庫、ロボット操作を監視するビジョンシステムで導入が進んでいる小型産業用カメラです。耐衝撃(80G)と耐振動(10G)を誇る産業用グレードのスペックを備えています。また、熱を最適に放散して故障を回避するように設計されていますので、産業用途特有の環境に加えて、ノンストップでの稼働が求められる過酷な条件下でも24時間年中無休で稼働させることが可能です。本カメラに付いている6年間の保証は、高い信頼性の証です。
優れた防塵性能を発揮し、高画質を実現:
新モデルは、高い製造品質を提供するだけでなく、ほかのGo-Xシリーズモデルと同様に、ダストの侵入を防ぐ防塵設計と出荷前の厳密なスクリーニングプロセスにより、より高い画質を提供するように設計されています。特別な防塵対策として、クリーンルームでのアセンブリ、センサ周辺部のシーリングを徹底する設計に加え、クリーンでダストフリーの光路を確保して可能な限りの高画質を提供できるよう、すべてのカメラに対して出荷前の厳密なスクリーニングプロセスを実施しています。
基本機能はすべて完備:
新しいローリングシャッタモデルは、標準のCマウントを採用し、ROI、画像の反転とミラーリング、画素欠陥補正、シェーディング補正など、ほかのGo-Xシリーズカメラと同じ機能を多数搭載しています。加えて、自動ゲインと自動シャッタの動作による相互作用により、照度条件が変化する環境下でもノイズを最小限に抑え、絞りを最適化する自動輝度制御機能(ALC)も搭載しています。電源は、GigE Visionインタフェースまたは6ピンコネクタを介して供給することができます。
幅広いマシンビジョンの用途に:
新モデルは、質量わずか65 g、サイズ29×29×51.5 mm。スペースに制約がある工場の狭い製造ラインやロボットアーム、ドローンをはじめ、携帯性が重要な要件となる用途など、幅広いアプリケーションに適しています