JAIは2018年9月26日(水)~28日(金)東京ビッグサイトにて行われるJIMA2018 (総合検査機器展)にブース出展し、最新の多板式をはじめとするエリアスキャン/ラインスキャンカメラのデモを行います。JIMAは非破壊検査関連の機器・材料の展示会で、あらゆる関連業界分野の主要企業が集まります。
ブース番号J-61 : JAIブースの見どころは?
今回の見どころは、JAI独自の技術が可能にするプリズム分光を利用した多板式カメラです。コンパクトなプリズムブロックをカメラに収め、2~4枚の画像センサで波長帯域ごとに個別に撮影。これによって、可視光カラー画像は一般的な単板カメラによる画像に比べ、群を抜く高い色再現性を得ることができます。また3枚のセンサ捉えたカラー画像に加えて、さらにもう1枚のセンサで非可視光の検査も同時に行うなど、これまで複数台の撮像工程を設けていた検査を集約できるモデルもご用意。他の追随を許さない高い精度と柔軟な用途対応を可能にするのが、JAIのプリズムカメラです。
320万画素または160万画素を3CMOSで。
プリズム分光式カラーエリアスキャンカメラの次世代機、新Apexシリーズ。
独自のプリズムで分光されたRGBそれぞれの波長を個別のCMOSセンサで撮像。画像検査で一般的な1枚のセンサによる撮像に比べ、極めて色再現性の高いカラー画像が得られます。医薬品の色検査からウェハなどの電子部品検査、塗装検査からフラットパネル検査まで、近似色を見分けたり微細な欠陥検出が求められる各種外観検査に、群を抜く精度を提供します。320万画素モデル(AP-3200T)/160万画素モデル(AP-1600T)をご用意。
Apex 3CMOSカメラの製品情報はこちら→
プリズム分光式は一台のカメラで多波長画像検査も。
可視光+近赤外光 同時撮像カメラ、Sweep+ LQ-401CL。
今回展示実演されるJAIのプリズムカメラの中には、可視光検査と非可視光検査を1台のカメラで行なうことができるモデルも。プリズムラインスキャンカメラ「Sweep+(スウィープ・プラス)」シリーズの4センサカメラは、可視領域RGB 3波長に加え、NIR(近赤外域)波長の画像も同時に撮像することが可能です。例えばボトルや缶など飲料円筒容器の360°非破壊検査ではラベルなどの外観検査と充填物の検査を1台のカメラで同時に行うことができ、また2Dの印刷検査でも、表面印刷と透かしなどの特殊印刷を同時に確認することもできます。
Sweep+ 4CMOSラインスキャンカメラLQ-401CLの製品情報はこちら→
Sweep+ 最新モデル:市場最速レベルの4Kプリズムラインスキャンカメラはこちら→
人間の目には見えないものを見る。
短波長近赤外領域の2波長を同時に捉えるデュアルバンドラインスキャンカメラ。
ブースでは1台のカメラにInGaAsセンサを2枚搭載し、短波長赤外帯域(900 nm~1700 nm)で2波長を同時に撮像できる、デュアルバンド1Kラインスキャンカメラもご用意。可視光では判別できない異物検出に最適です。デュアルスペクトル(900 nm~1400 nm、1400 nm~1700 nm)のため、複数の異物検査のほか、例えば水分含有量と異物検出を同時に行うなど多様な検査を1台で行なうことができるのも特徴です。
デュアルバンド短波長近赤外カメラ WA-1000Dの製品情報はこちら→
高性能単板エリアスキャンカメラのSparkシリーズ最新作。
1240万画素カメラSP-12401–PGE。
多板式カメラだけでなく、JAIは単板式カメラにおいても高性能・高機能のソリューションを提供しています。ブースで体験できる新製品「Spark(スパーク)」シリーズSP-12401-PGEは、さらにコンパクトになった新筐体に、単板式ながらより高精度な色再現を可能にする最新の5x5デベイヤー色補間を備えたモデル。色空間変換機能など、これまで多板式上位モデルにだけ搭載されていた多彩なカラープリプロセス機能も新たに備えました。
高解像度エリアスキャン Spark SP-12401-PGEの製品情報はこちら→
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