JAIのSweepシリーズに、カラーとモノクロのコンパクトなラインスキャンカメラ 4 機種が加わりました。これらの 2K 解像度のカメラは、5GigEとCoaXPress (CXP-6)インターフェースから選択可能で、さまざまな画像処理用途に柔軟に対応できます。
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SW-2005TL-5GE-トライリニアカメラ
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SW-2005TL-CXP-トライリニアカメラ
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* 2005 年に新モデル、4K バイリニアおよび 4K モノクロカメラをリリース予定です。これらのモデルのラインレートは 42kHz および 84kHz (予定) 、インタフェースは 5GigE および CoaXPress をご用意しております。
コンパクトなソリューション
新しいSweep 2Kラインスキャンカメラはコンパクトなデザインが特長で、5GigEモデルのサイズは44mm x 44mm x 64mm、CXP-6モデルのサイズは若干小さい44mm x 44mm x 54mmです。このデザインにより、より合理的かつコンパクトなシステムの構築が可能となり、スペースに制約のある環境に最適です。
優れたインターフェースの選択肢
5GigEインターフェースを搭載し、優れた性能を持つ新しい2K Sweepカメラは、さまざまな用途に対応することができます。従来のGigEカメラと比較して帯域幅が広く、高速イメージングタスクに不可欠な高速データ転送速度を実現します。この高速化により、高価なマシンビジョン専用のフレームグラバーカードを使用することなく、処理速度とスループットの向上が可能となります。
新しいカメラには、CoaXPress (CXP) インタフェースのモデルもご用意しており、ニーズに応じて柔軟に選択できます。CXPは高帯域幅と低遅延を実現し、高速データ転送とリアルタイム処理を可能にします。さらに、CXPはCameraLinkに比べて長距離でも信号整合性が優れているため、カメラが処理ユニットから離れた場所に設置される大規模な産業用セットアップに適しています。
トライリニアセンサの設計
新しい2KSweepシリーズラインスキャンカメラモデルは、トライリニアレイアウトをもとに、緻密な精度でトゥルーカラーを表現します。このレイアウトには、赤、緑、青の各チャネル(3 x 2048ピクセル)用に独立したラインが組み込まれています。
JAIのFPGAベースのビニングは、複数の隣接するピクセルのシグナル値を組み合わせ、より高いシグナルレベルの「バーチャルな」ピクセルを作成すること。その結果、低いピクセル解像度で高感度の画像が出来上がります。
高度な画像処理能力
新しいSweep 2Kカメラは、動的な生産環境の要求を満たすように設計されており、以下のような高度な機能を備えています
このような高度な機能に加えて、8/10/12-bit 出力フォーマット、マスターおよび個別のゲインモード、ルックアップテーブル(LUT)、色空間変換、傾き補正(Key Stone補正)、水平ピクセルビニングなどを実装しています。
幅広いビジョン検査用途に対応
新しい2Kカメラモデルは信頼性が高く、コストパフォーマンスにも優れているため、次のような幅広いマシンビジョン用途に最適です。
ホワイトペーパー
カラー画像やマルチスペクトル画像を必要とする高速産業用生産用途に適したラインスキャンカメラ技術の選択方法については、こちらをご覧下さい。
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