JAIは新たにGo-Xシリーズを発表しました。これは、信頼性の高い機能、厳格な防塵、およびカメラメーカー最長の6年間の保証が付いた、小型産業用カメラの新しいシリーズです。
Go-Xシリーズは、2.4、3.2、5.1、8.9、および12.4メガピクセルを含む解像度の範囲で合計24の異なるモデルを網羅しています。インタフェースは、GigEVisionまたはUSB3Visionをご用意しました。インタフェース上の電源(PoE / PoUSB)を使用するか、I / Oコネクタを介して接続された個別の電源が使用できます。
イメージセンサについては、最も人気のあるSony Pregius CMOSグローバルシャッターセンサを採用し、モノクロバージョンとベイヤーカラーバージョンを、お選びいただけます。 3.2および5.1メガピクセルのUSB3Visionモデルの場合、Go-Xシリーズを使用すると、ユーザーはPregiusセンサの低速バージョン(それぞれIMX265およびIMX264)または高速バージョン(IMX252およびIMX250)から選択して、より高いフレームレートを実現できます。 5.1メガピクセルの解像度の場合は74fps、3.2メガピクセルの解像度の場合は119fpsです。
小型の産業用カメラが重要な工場や倉庫業務を監視するビジョンシステムで幅広くお使いいただけるように、JAIはGo-Xシリーズの信頼性に重点を置きました。 すべての機種で高い衝撃定格(80G)と振動定格(10G)を備えており、一般的な産業用途やノンストップの動作条件下での故障を回避するように設計されています。
他の小型産業用カメラメーカーでは一般的に3年間の保証になっています。Go-Xシリーズでは蓄積された高品質な設計・製造の経験を活かすことで保証期間を従来の2倍に延長し、業界初の6年間保証と致します。
Go-Xシリーズは、センサ周辺部のシーリングを徹底する設計によって、ダストの侵入を防ぎます。またクリーンルームでのアセンブリ、出荷前の厳密なスクリーニングプロセスによってダストフリーを実現しました。 注:これは、IP67などの「防塵・防滴」仕様ではありませんが、適切な使用環境下では塵や埃の侵入を防ぎます。これは、すべてのモデルで標準の仕様となります。
すべてのGo-Xシリーズモデルは、ROI、画像の反転とミラーリング、水平・垂直デシメーション(1/2間引き)、8/10/12ビット出力、画素欠陥の補正、シェーディング補正など、豊富な標準機能を備えています。 2つの異なるシーケンサーモードや自動映像出力レベル制御機能(ALC)などの機能により、ユーザーは自動ゲインと自動シャッター機能の制御をカスタマイズして、動的に変動するな照明条件でもノイズを最小限に抑え、画像を最適化できます。
Go-Xシリーズカメラは29mm x 29 mm x 51.5 mm、重量はわずか62グラムなので、ロボットアーム、ドローン、または連続動作や携行性が重要な要件を含む幅広いアプリケーションに適しています。
レンズマウントは標準のCマウントです。