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26メガピクセル画像を150fpsで実現するカメラを発売

作成者: JAI|4月 21, 2021


JAIは、毎秒150フレームでフル解像度の画像を提供できる新しい26メガピクセルの高性能工業用エリアスキャンカメラであるSparkシリーズSP-25000-CXP4Aを発表しました。 新しいカメラは、CoaXPress標準規格で現在サポートされている最速の速度(レーンあたり12.5 Gbps(合計50 Gbps))でデータ転送を提供できる4チャネルCoaXPressv2.0インタフェースを備えたモノクロバージョンとBayerカラーバージョンで利用できます。

モデルの詳細、データシートのダウンロードはこちら
SP-25000M-CXP4A (モノクロ)
SP-25000C-CXP4A (カラー)

高速検査アプリケーション向けに設計
SP-25000-CXP4は、高解像度、高フレームレート、Cマウント光学フォーマットの組み合わせにより、フラットパネル検査、プリント基板上の自動光学検査(AOI)や半田ペースト検査(SPI)、高速医療用スライドスキャンなど、解像度と高フレームレートが重要要素となるアプリケーションで、旧型の12メガピクセルまたは16メガピクセルカメラを使用しているお客様にアップグレードパスを提供出来るように設計されています。16メガピクセルのカメラと同等のフレームレートを維持しながら、より高解像度の画像を提供することで、これらのタイプの検査システムを構築するお客様に対して、より少ないカメラ数、より少ない画像取り込み数で、広範囲の詳細な検査を実現し、より高い処理能力と低いシステムコストを提供します。

高解像度センサ
SP-25000-CXP4モデルは、解像度5120×5120高解像度 CMOS グローバルシャッターイメージセンサを搭載しています。2.5ミクロンの画素サイズと1.1インチの光学フォーマットにより、Cマウントレンズの使用が可能となり、システムの更なるコスト節約とサイズ縮小に繋がっています。

標準機能も豊富
カメラの標準機能としては、シングルROIとマルチROIの両モードを標準装備しており、用途に応じてフレームレートの向上やデータ量の削減が可能です。また、水平/垂直方向の画像反転機能、128インデックスのシーケンサー機能、自動ゲインと自動シャッターの組み合わせによる自動レベル制御機能(ALC)、BIRGERマウントを介して接続されたレンズにコマンドを送信するレンズ制御機能などがあります。

高性能CoaXPressv2.0インタフェース
CoaXPress v2.0のインタフェースでは、リンク共有機能を利用して、複数のPCに分割された画像を高速に並列処理し、同じ画像を複数のPCに複製してそれぞれのPCで異なるサブアプリケーションを実行することが可能です。

カメラ全体のサイズは、レンズマウントと冷却フィンを含めて62×62×55.0mmとコンパクトです。

製品の詳細とデータシート
詳細については製品情報ページにアクセスし、データシートをダウンロードしてください。
SP-25000M-CXP4A (モノクロ)
SP-25000C-CXP4A (カラー)