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Camera Linkインタフェース採用で64.6 fpsを実現。JAI Sparkシリーズの最新1240万画素カメラ 「SP-12400-PMCL」を発売

JAIは、高解像度エリアスキャンカメラSparkシリーズの新製品「SP-12400-PMCL」を発表しました。本カメラはモノクロモデル(SP-12400M-PMCL)とカラーモデル(SP-12400C-PMCL)の2モデルを用意。両モデルともにソニー製Pregius™ IMX253 CMOSセンサを搭載し、Base/Medium/Full/EightyBitコンフィグレーションをサポートする高性能Camera Linkインタフェースを採用しています。

SP-12400-PMCL_news-body

 

IMX253は、本年すでに発売済みの「SP-12401-PGE」(GigE Visionモデル)に搭載されている同じシリーズのIMX304よりもさらに高速なセンサです。両センサともに、3.45 µmの小さな画素サイズと低ノイズ設計で、低照度条件下でも優れた画質を実現します。 

この高速センサと高帯域幅のインタフェースを組み合わせることで、全画素読出時に8bit画像を最大64.6 fpsで出力。GigE Visionモデルの実に約7倍の速度です。モノクロモデルSP-12400M-PMCLは8/10/12bitのモノクロ画像を、そしてカラーモデルSP-12400C-PMCLは8/10/12bitのRAWベイヤー画像を出力します。 

また、内蔵のマルチROI機能を活用して最大4112×3008画素の出力解像度を任意の解像度に定義することが可能。複数のROI領域を定義してより小さい出力フレームに結合し、帯域幅を減らしてフレームレートを高速化することができます。 

さらにフォームファクターにおいては、従来のSparkシリーズが備える高い耐衝撃性と耐振動性を維持しながらも、従来モデルよりはるかに小さい「次世代型」の新筐体を採用。外形寸法は44×44×44 mmで、これまでの50%を下回る筐体容積でありながら、耐衝撃(80G)耐振動(10G)という産業用グレードの堅牢性を備えています。 

Camera LinkインタフェースはMini Camera Link端子を採用し、対応フレームグラバーからの電源供給が可能。12ピンコネクタからの電源供給にも対応しています。 

モノクロモデル、カラーモデルともに、RCT(Reset Continuous Trigger)露光モードに対応。トリガ信号を待つ間も、フレームを出力することなくフリーランニング状態で動作させることが可能です。このため、照度条件の激しい変化にも、自動シャッタや自動ゲインなどの自動露光機能が連続的に追従し、トリガフレームが捕捉された瞬間に適切な露光を確保できます。この機能と高フレームレートとの相乗効果により、交通管理やセキュリティー監視をはじめ、グランドループや動体検知などのセンサを使用して正確なタイミングで移動体の撮像を開始する屋外用途に最適なモデルとなっています。 

本カメラは、1.1型Cマウントレンズに対応。コンパクトな筐体とレンズフォーマットによってライフサイエンスからロボティクスまで幅広い用途へ柔軟に導入していただけます。

他詳細は各製品ページ(モノクロモデル:SP-12400M-PMCLカラーモデル:SP-12400C-PMCL)でご確認いただくことができます。
ご興味がございましたら、ぜひお気軽にJAIまでお問合せください。
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