JAIは高性能5GBASE-T（5GigE）インターフェースを搭載した8.1メガピクセルのUV感光カメラGoシリーズ「GO-8105M-5GE-UV」を発表します。GO-8105M-5GE-UV はJAI従来3モデルのUV（紫外線）カメラを上回る解像度（従来モデル5メガピクセルvs.新モデル8.1メガピクセル）とUVA・ UVB・UVCまで対応する高い分光感度を有するカメラです。
Pregius S CMOSセンサ搭載の小型8.1メガピクセルカメラ
GO-8105M-5GEは、Sony Pregius S IMX487 CMOSセ ンサを29 x 29 x 68 mmのコンパクトな本体内に搭載し、フル解像度8.1メガピクセル、最大66fpsの画像を5GigEインターフェースで生成します。画素サイズ2.74μmのPregius Sセンサを採用することで、2/3型Cマウントの光学フォーマットを実現しました。 Pregius Sセンサは、裏面照射を採用しているため、イメージングパフォーマンスを損なわずにより小さな画素サイズをサポートすることができます。 8bit、10bit、12bitの出力フォーマットに対応しています。
オートネゴシエーション機能を搭載の5GigEインターフェース
インターフェースにはオートネゴシエーション機能を搭載し、2.5GBASE-T（2.5Gbps）または1000BASE-T（1Gbps）など、ネットワーク構成や利用可能な帯域幅に応じてカメラの出力を調整することができます。
2つの構成で提供
GO-8105M-5GE-UVは2種類のモデルがありま す 。標準モデルでは、センサをUV対応（ARコーティング）石英ガラス を標準装備することにより、透過率を最大限に高めながら、汚れやダメージからセンサを保護します。ガラスレスバージョン（GO-8105M-5GE-UV-GL）はセンサに保護ガラスカバーが装着された状態で出荷されますが、カバーガラスを通過する光による干渉が許容されない用途では保護ガラスカバーを取り外すことが可能です。
様々な複雑な用途に対応するデザイン
解像度、フレームレート、紫外線感度の高さから、半導体マスク検査、ウェハー製造工程、廃棄物選別、蛍光分析、放電検査、顕微鏡、皮膚科学など、複合的な用途に適しています。
豊富なカメラ機能を搭載
このような用途に対応するため、水平/垂直画像フリップ機能、画素欠陥補正、シェーディング補正、シーケンサ機能、複数のビニング・スケーリングモード、自動シャッターと自動ゲインを連携させて光量変化時の露出を制御する自動輝度制御機能 （ALC）機能が搭載されています。
GO-8105M-5GE-UVは、産業用小型カメラGoシリーズの25番目のモデルです。他にも、GigE Vision、USB3 Vision、Camera Linkインターフェースに対応した解像度2.35メガピクセル・5メガピクセルのモノクロおよびカラーマシンビジョンカメラ、偏光撮影に対応したオンセンサ偏光板搭載の2モデルがあります。
詳しくは、JAIにお問い合わせください。
